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ハワイの絵本

ミノリ・K・エバンス
絵本に出てくる海の動物のぬいぐるみが置かれていたりして、子供が楽しめる工夫がいっぱい
最近、購入したペレとポリアフのお話。絵のタッチが大好き(*1)

 あっと言う間に10月。カウアイも朝夕はかなり涼しくなって、日々、冬に向かっているのを感じる日々。ブーツ・ラバー(Boots Lover)の私には、嬉しい季節がやってきているのだ。「ハワイでブーツなんて履くバカがいるの?」と言って、日本の友人知人は私を笑ってみたりするけれど、そういうバカはいる。ここに、いる。しかも、それは私だけではなくて、わりと多くのブーツ愛好者がいるのだ。なので、ハワイでブーツを履くのは、けっして「おバカ」な行為ではないと、ブーツを愛する私を冷笑する、そんな周囲の人たちに断固として主張しておきたい。“ハワイ=暖かい、もしくは暑い南の国”というイメージがあるかもしれないけれど、過去にも何度か書いてみた通り、意外とハワイの冬は寒い。そしてそんな、“ハワイ=暖かい”イメージに油断をして、ついつい身体を冷やす格好で過ごしがちでもある。そんな気候に加えて、建物の中は恐ろしいほどにエアコンを効かせているのが通常である。その冷やし具合といったら、中途半端ではない。思わず、我が身を「野菜」か「生もの」かと思ってしまうほどなのだ。(つまり、冷蔵庫のようにエアコンが効いている、と言いたいわけです。くだらない表現ですね、すみません)というわけで、エアコンの効かせ具合に対応できるように、お出かけにはかならず2種類の羽織ものを持って出かけている。ひとつは薄めで袖も短いもの、さらにもう少し厚めで袖の長いもの。ちなみに、オアフにいる知人も同じことをしている。

楽しさで溢れているキッズ・コーナー

 そんな中でも、さらに“最強エアコン注意”エリア&ストアというのがある。私がよく行くストアの中にもそういったお店があり、さらにそこで長居などをする場合には、「靴下」まで持参する勢いで出かけるのだ。そのひとつが「Borders(ボーダーズ)」という書店。もちろん、ハワイならず、アメリカ各地にある大型チェーンの書店なので、ご存知の方も多いはず。カウアイでは、「Kukui Grove(ククイ・グローブ)」という、リフエにある大きなショッピング・モールの一画にある。少し前までは、「Borders Cafe(ボーダーズ・カフェ)」というカフェが隣接していたのだけれど、現在は「Starbucks(スターバックス)」が隣接。両店は中で繋がっていて、お茶を飲みながら、書店の本が読める。私は、本が大好きで、しかも、大のカフェ好きである。お茶を飲みながら本が読めるこの場所には、時々出かけて、行けばわりと長居をする。ハワイの「Borders(ボーダーズ)」の特徴は、なんといってもハワイアン・コーナー。他島ではわからないけれど、カウアイの「Borders(ボーダーズ)」のハワイアン・コーナーは、昨年(一昨年かも?)の改装を機に、さらに充実度を増していて嬉しい。中でもハワイ語を勉強する人向けの本の種類が増えているように思う。そして、それは最近、私が少しはまり気味の「絵本」コーナーも同様で、ハワイの言葉、文化、それから神話などを絵本にしたものがズラリと並んでいる。

我が家のすぐ背後にある「スリーピング・ジャイアント」の物語(*2)

私の大好きな一冊「HULA LULLABY」の1ページ(*3)

 「Borders Cafe(ボーダーズ・カフェ)」に行くと、ハワイアン・コーナーとキッズ・コーナーにかならず行って、面白そうな本をピックアップして、「Starbucks(スターバックス)」に向かうのが最近のお決まりコースである。いろいろな本を手に、深々とソファーに沈み込んでコーヒーを飲んでいる時間は、とても楽しい。ちなみに、エアコンがガンガンに効かせてある店内では、革張りのソファーは当然、冷えきっている。座るのにちょっと勇気がいる。ソファーは2種類あり、革張りの他に、ビロード地があるのだけれど、ビロード地から先に埋まっていくのは私の気のせいではなく、エアコンのせいだと思われる。当然、私もまずはビロード地を狙う。革張りが横長に広いのに比べて、ビロード地はシングル・ソファーで、寒さを防げそうなデザインにもなっている。他には木製のテーブル&椅子が並ぶけれど、こちらもきっちりと冷えている。というわけで、ビロード地に最初からありつけることはあまりないものの、長居をしていれば、いつかはビロード地に座れるチャンスがやってくる。寒さ対策をしていけば、あとはゆっくりと本が読める。絵本をつぎつぎと開いて、ハワイのおとぎ話に浸る。絵本というのはとっても楽しい。絵がついていて、最小限の英語、それからハワイ語が入るものもある。難解な英単語が出てくることもない。中には、ハワイ語訳が入っているものもあって、こちらはハワイ語の勉強に持って来いである。物語ももちろんだけれど、私の場合、最終的に購入に至る絵本というのは、やはり「絵」のタッチになる。お気に入りのタッチの絵というのは、何度も眺めて楽しめる。知り合いにも、絵本作家を生業としている女性がいるけれど、絵心があるというのは、羨ましい限りである。もし、絵本コーナーにあまり足を運んだことがないという方は、よかったら一度、覗いてみてください。大人が楽しめる本(とくに英語の苦手な方〜)がズラリと並んでいます。

*1: "Pele and Polia‘hu - A Tale of Fire and Ice -" Retold by Malia Collins, Illustrated by Kathleen Peterson
*2: "The Sleeping Giant - A Tale from Kaua‘i -" Retold and Illustrated by Edna Cabcabin Moran
*3: "Hula Lullaby" by Erin Eitter Kono

 


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