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ハワイ州の25セント硬貨はカメハメハ大王像とハワイ州のモットーが刻まれています
ハワイ州の25セント硬貨はカメハメハ大王像とハワイ州のモットーが刻まれています
 12月に入り、すっかり冬らしくなってきました。ハワイ日和では、12月はいつもより更にのんびりとしたテーマで書かせて頂いています。年の瀬でお忙しいことと思いますが、お付き合いくださいませ。さて、Tシャツや古着のアロハシャツなど、我が家のコレクション(と、言うほどでもありませんが)をご紹介してきましたが、他にもハワイに旅行していたら、なんとなく集まってしまったものがあります。今回はそんな「なんだか家にたくさんあるもの」という、かなりゆるめな内容です。

コイン・プレスの機械。引き伸ばす1セントと伸ばし代50セントを入れるところ
コイン・プレスの機械。引き伸ばす1セントと伸ばし代50セントを入れるところ
 まずは、50州25セント硬貨です。1999年から2008年にかけて発行された25セント硬貨で、アメリカ50州それぞれのシンボルや特徴を示す図柄が、硬貨の裏面に描かれています。集めている方も多いと思うのですが、私が集めだしたのは、2008年にハワイ州の硬貨が発行された頃でした。きっかけは、硬貨用の台紙をみかけて、思わず買ってしまったからです。この台紙を買ったときに「これから集めようと思って」と、キャッシャーの女性に言ったところ、レジにあった25セントを全部チェックして、違う種類の硬貨で両替してくれました。今でもまだ手元に廻ってこない州の硬貨もありますが、お釣りで25セント硬貨をもらった時に「これはまだ持っていない硬貨かな」と確かめるのを楽しみにしています。

伸ばした1セント硬貨の数々
伸ばした1セント硬貨の数々
 25セント硬貨だけではなく、1セント硬貨(ペニー)も集めています。と言っても集めているのは、機械で引き伸ばして、模様を刻んだペニー硬貨。このつぶれたペニーは、ペニープレスと呼ばれている手動の機械を使って作ります。全米だけでなく、世界中にこの機械はあって、コレクターも多いそう。ハワイにもあちこちに機械があり、ハイビスカス、ボルケーノ、サーファー、クジラ、さとうきび列車など、ハワイっぽい模様をペニーに刻むことができます。機械は空港(リフェ、カフルイ)やコケエ・ミュージアム(カウアイ島)、ボルケーノ・ハウス(ハワイ島)などの施設や、お土産屋さんやショッピングセンターにもあるので、見かけたら手動のハンドルをグルグル回して、ペニーをつぶしてみてください。

我が家のティの一部。ハイドロカルチャーでも育ちました
我が家のティの一部。ハイドロカルチャーでも育ちました
 集めているわけではないけれど、なぜか増えてしまったもの、その一つがティです。ティは挿し木用のものが、お土産屋さんなどでも売っていますが、空港で植物検疫を受けるため、手荷物にしたほうがいいこともあって、私は空港の花屋さんで購入しています。この挿し木用の枝は、切り口がロウで固められていて、初めて買ったときは、本当に生きている枝か?と疑わしく思ったものです。でもロウをはがして水に付けていると、ただの棒のようなものから、芽や根が出てくるのでした。育て方がいい加減なのか、発芽しないことも度々あって、リベンジしているうちに、鉢が増えてしまいました。ハワイでは魔を避けると言われ、庭にティを植えている家をよく見かけますが、我が家では観葉植物のように鉢植えで楽しんでいます。

ピンバッチとマグネットの数々
ピンバッチとマグネットの数々
 ハワイ島のボルケーノ、マウイ島のハレアカラ、カウアイ島のキラウエア灯台とコケエ、それぞれにあるビジターセンターは、観光やトレッキングの情報を集めるのにもいい場所ですが、お土産を買うのにもいい場所です。ハワイの自然や文化がテーマの本や図鑑、くわしいハイキング地図などが揃っていて、ついつい何か買ってしまいます。そのついでに、買ってしまうのがピンバッチやマグネット。気がつけば、バッグはバッチだらけ、冷蔵庫の扉はマグネットだらけになっていました。もう買わないぞ、と思っているのですが、じわじわと冷蔵庫のマグネットは増えていくような気がします。

買ったり、頂いたりしたエコバック
買ったり、頂いたりしたエコバック
 じわじわ増えていくものの一つが、エコバッグです。オアフ島でも来年からプラスチック・バッグ(いわゆるレジ袋)の配布が禁止されるそうですが、既にネイバーの各島ではスーパー・マーケットに行ってもレジ袋はもらえません。でも大丈夫、ハワイでもエコバッグを売っているので、一つ買ってそのまま使えばいいのです。ハワイらしいデザインのエコバッグはお土産にもいいし、自分で使うのもいいし、と買ううちにいつの間にかエコバッグが増えていました。エコバッグはそれほど壊れたりしないので、手元には新品のエコバッグがいっぱいです。うーん、この状態はあまりエコじゃないような・・・・。

徐々に増えていく切手
徐々に増えていく切手
 ハワイで絵葉書を出す度に、郵便局へ行くのも面倒、と思ったのが始めですが、気がつけばアメリカの切手もだいぶ持っています。アメリカの切手は、季節のイベントや有名人のポートレイトがプリントされたものなど種類も多く、頻繁に新しいデザインのものが発行されているようです。アロハシャツ柄の切手(今は売られていないようです)は、ハワイから出す絵葉書にはぴったりなので、つい多めに買ってしまいました。ハワイ熱帯雨林の絵をそのままシートにした切手(これも、今は売られていないようです)は、買ったものの使わずに保管してあります。ああ、切手もじわじわ増えてしまいそう。

 旅行に行った際に必ず買い集めるものがあると、思いがけない場所に行くきっかけになったりします。なんとなく増えていくものは、自分の旅のスタイルが現れているのかな、と思うと面白いです。ではでは、みなさま、よいお年をお迎えください。




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