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日本のハワイからアローハ!
日本フラ文化発祥の地とも言える「スパリゾートハワイアンズ」から、ハワイにもない「フラ・ミュージアム」についてのレポートです。
毎日公演されているハワイアンズのメインショー「グランドポリネシアンショー」が、10月31日(土)から新しくなりました。昨年11月以来のリニューアルですが、大幅な変更は3年振り。今回はその見どころをご紹介します。
新しいショーのタイトルは「フラガール・華 Maikai」。
これまでに増して明るく・楽しく・陽気なショーとなりました。何かと暗い出来事が多いこの時代を、フラガールパワーで明るく元気にしたい! そんな思いが込められています。
舞台は、燃えたぎる石炭を彷彿させる火の踊り「ファイアーナイフダンス」で幕を開けます。大スクリーンに映し出された「常磐炭礦」終焉から「常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)」誕生までの歴史映像と、日本を代表する民謡歌手:原田直之氏(※ご本人は出演しません)が朗々と謳う「常磐炭坑節」。時代が変わるなかで、衰退していく炭鉱と働く人々の心を訴えかけます。
フラのオープニングは、古典スタイルで踊る「ビューティー・フラ」で厳かにスタートします。アップテンポで元気な曲をたくさん取り入れ、ウリウリ、プイリ、イプといったフラダンスの楽器も多く使用しています。また、約60年前に大橋節夫が作曲した日本語歌詞のハワイアンミュージック「赤いレイ」も取り入れました。この曲は今聞いてもとても新鮮に感じられます。フラのフィナーレは、ハワイの結婚式の歌「ケカリネイアウ」。女性ヴォーカルと男性ヴォーカルのデュエットによる豪華な曲です。
お客様にステージに上がっていただき、ポリネシアの踊りにチャレンジしていただく「体験コーナー」は、タヒチアンダンス「テマヌプカルア」。リズミカルな曲で、お子様から大人まで大人気。特徴的な腰の動きに挑戦してみてください。
後半は、サモア、ニュージーランド、タヒチの踊り。サモアの踊りでは、伝統的できらびやかな衣装を身に付けた酋長の娘の踊り(ソロダンス)を取り入れ、幸福と愛を表現し楽しくステージを盛り上げます。タヒチアンダンスでは、「トエレ」と呼ばれる木製の打楽器を使用した踊り「オテア」のパワーアップに加え、フラに似たリズミカルな踊り「アパリマ」は、より力強い曲になっています。早いテンポと切れのある動きが見せ場となる「オテア」と、エキゾチックな「アパリマ」の融合で、南太平洋の人々の陽気さを効果的に演出し、最高潮の盛り上がりのままエンディングへつなげています。
曲目一覧
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オープニング |
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・ファイアーナイフダンス(サモア) |
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・常磐炭坑節 |
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ハワイ |
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・ビューティー・フラ |
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・カイムキ・フラ |
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・This is Kauai |
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・赤いレイ |
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・ナニコオラウ〜ナヴィリヴィリ〜ハノハノハナレイ |
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・カウアロク |
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・ケカリネイアウ |
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お客様体験コーナー |
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・テマヌプカルア(タヒチ) |
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ニュージーランド |
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・カランガティアラ |
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・テーポイ |
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・テリナ |
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サモア |
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・ササ |
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・ノヌパオア |
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・ラウサモア |
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タヒチ |
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・トゥエ |
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・オアオア |
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・タネ |
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・ヴァヒネパアモツ |
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・エワナイティエ |
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・オリ |
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・ホエアナ |
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・マラマラマ |
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・タネイムア(ソロ) |
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・オテア |
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フィナーレ |
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・フラガール〜虹を〜 |
場所: ウォーターパーク・ビーチシアター
時間: 20時10分〜(約1時間)毎日開催
※参考 昼公演:13時30分〜「フラガールポリネシアンレビュー」
「フラ・ミュージアム」は見所いっぱいで、ハワイ・ファン、フラ・ファンなら一度は訪れてみたい場所です。ハワイアンズでは、東京・新宿・渋谷・横浜・さいたま・西船橋から、何と交通費無料の送迎バスを運行(※宿泊者限定です)していますので、チェックしてみてください。
フラ・ミュージアム(スパリゾートハワイアンズ内)
〒972-8555福島県いわき市常磐藤原町蕨平50番地
TEL: (0246)43-3191(大代表)
URL: http://www.hawaiians.co.jp
ミュージアム開館時間: 10:00〜18:00
※ハワイアンズの営業時間は曜日によって変動
※ハワイアンズの入場料のみで観覧可 |