今年は冬のオリンピックやサッカーのワールドカップなどスポーツ好きにはたまらない一年ですね。ハワイでもオリンピック競技がテレビで放映されていますが、雪や氷に親近感が無いのでイマイチ盛り上がりが少ないようです。ハワイで圧倒的に支持を得ているスポーツはフットボールです。スーパーでは大きなゲームが近づくと大勢がテレビを囲みながら観戦できるように、ビールやプレートに入った大皿料理の盛り合わせがセールになっています。ゲームが始まると街中の車の通りが少なくなるような気がします。アロハスタジアムでプロボールの試合がある時は、朝早くからスタジアムへ行って、駐車場でバーベキューをしながらプレーボールを待っています（所謂ハワイで言う『テールゲート』ですね）。ハワイの人達はお祭り感覚でフットボールを楽しんでいるようです。

モチコ・チキンで使用したモチコやココナッツミルクを使用

　2月Presidents Day の祝日にはグレート・アロハ・ランがありました。アロハタワーからアロハスタジアムまで約8.15マイルを走るチャリティーイベントです。ホノルルマラソンより地元の人の参加が多く、走ったり、歩いたり、参加者自身のペースで楽しめる恒例のイベントになっています。私も当初はやる気満々だったのですが、風邪が治らなく体力に自信がなくなったので参加を見合わせることにしました。

　体力も完全復帰ではないので今回もハワイの簡単スイーツをご紹介します。『モチコ・チキン』の時で紹介した“モチコ”と、ココナッツミルクを使ったローカルスタイルのおやつです『バターもち』と言って、一般的にはオーブンで時間かけて焼くのですが、今回は電子レンジを使ってあっという間の“裏技レシピ”を紹介します。西洋の焼き菓子と日本の餅菓子がミックスしたモチっとした食感にココナッツミルクの香りがマッチしてなんとも不思議なハワイ独自の伝統のお菓子です。
　

モチコ、砂糖、ベーキングパウダーをよく混ぜ合わせる

角の方が固まってきたら、フォークで全体をかき混ぜる

好みの大きさに切り分けて、盛りつけたらできあがり

【バターもち(BUTTER　MOCHI)の作り方】

1. ボウルにモチコ、砂糖、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜ合わせる
   
   
2. 1に牛乳を分量の半分入れ、混ぜる
   
   
3. 2が全体的に混ざったら、たまご、ココナッツミルクをいれよく混ぜる
   
   
4. 3に残りの牛乳と溶かしバター、バニラエッセンスをいれてよく混ぜる
   
   
5. 四角い耐熱製の皿もしくは電子レンジ対応のタッパーに流し込む
   
   
6. ラップをして電子レンジで1.5分から2分加熱（500Wの場合。電子レンジによって異なります）
   
   
7. ラップをあけると角の方が固まっているのでフォークで全体をかき混ぜる
   
   
8. もう一度ラップをして2分加熱してできあがり

　オリジナルはオーブンで焼きます。その時のレシピはバターを150ｇにしてオーブンの温度を180度で20分焼いて出来上がります。バターのトロ〜っとした香りが強くなります。