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わたしのハワイ島紀行

児玉 千恵

 7月にお休みを取り、ハワイ島(3泊)、オアフ島(3泊)へ旅行に行きました。休みを取ったおまえが最初に書け、ということで、社内で私に白羽の矢が立ちました。恥ずかしながら、撮ってきた写真とともに、あっと言う間のハワイ島旅行を振り返ってみることにしました。

  いつもパッケージではなく手配旅行でハワイへは行きます。自分のしたいようにするわがままな私には、パッケージツアーではなく手配旅行が性に合っているようです。好きな時に好きな所へ。

  いつものように、今回も最初はビッグアイランドから入りました。ハワイ島は研修旅行も含め4度目でした。旅行前の計画って楽しいですよね。どこに行こう、あれも見たい、こっちにも行きたい。いろいろインターネットで調べているうちに、某社のオプショナルツアーで、『キラウエア火山ツアー』というのを見つけました。キラウエアから海に向かうチェイン・オブ・クレーターズ・ロードを降りて、溶岩が流れているのを見るというツアーです。日本では車の運転をしない私が、ず〜っと坂道になっている道路を、しかも真っ暗ななか、自分だけの運転で行くのは心もとないので、このツアーはいい!と思いました。ま、溶岩流なんて遠目にしかみられないだろう、とあまり期待をせずに申し込みました。


プナルウ黒砂海岸で
お休み中のホヌ

 ハワイ島2日目、お昼頃ツアー会社のバスがホテル前に到着し、私たちは出発しました。途中溶岩が細かく砕けてできたプナルウ黒砂海岸に寄りました。ここでは”ホヌ”(アオウミガメ)が海岸で休んでました。ほかにも浅瀬で海藻をモグモグ食べているホヌもいました。大きい!でも脅かさないように触ったり、近づいたりはしませんでした。

 さらに進んでキラウエア火口へ。バスから降りると結構肌寒い。キラウエア火口は溶岩溜まりがそのまま冷え固まったのが見てわかります。今も白い煙が上っているところもあります。


プウオオ噴火口から
流れ出た溶岩流

 日没が近くなるとチェイン・オブ・クレーターズ・ロードを降りて行き、いよいよ溶岩流で遮断された 道路まで着ました!ここに来る頃にはもう辺りは真っ暗。遠く山肌がオレンジに見えるところが2箇所くらい。「なんだ、やっぱりあんなに遠くにしか見えないのか」と思っていました。参加者みんなに懐中電灯が渡され、1列になってガイドさんについていきます。何分くらいあるいたでしょうか。でこぼこした溶岩の塊に足をとられそうになりながら進んでいくと、あちこちがオレンジ色に光っています!目前で溶岩が、今、流れています!表面は冷え固まっていきますが、中はまだ熱く、固まった溶岩からはみ出してきます。もう自然の偉大さに感動・・・ 流れはとてもゆっくりで、石を投げても跳ね返るくらい硬さがあるそうです。おまけに熱い!ガイドさんによると、800度から900度くらいあるそうです。今回は私たちがこのツアーに申し込む前に、火山活動が活発化したらしいので、タイミングが良かったのかもしれないですね。


ハワイ島北西部にある
ハプナビーチ

 3日目は、午前中にハワイ島北岸のポロル渓谷とワイピオ渓谷へ行きました。そこへ向かう途中、真っ白な砂のビーチ ハプナビーチへも寄りました。本当に白いビーチで、広々としていて、時間があればゆっくり過ごしたかった・・・ 


展望台から望む
ワイピオ渓谷

 後ろ髪を引かれながら北上し、カパアウにあるオリジナルのカメハメハ大王像の前を通り、ポロル渓谷へ着きました。その後その東にあるワイピオ渓谷へ。時間がなく、あいにく谷へ降りるジープツアーには参加できませんでした。私たちが借りたコンバーチブルじゃ、帰り道とても上ってこれそうにないですし。ここにはピクニックテーブルもあるので、出発前に作ってきたホットドッグとカットフルーツを食べながら、美しい眺めを楽しみました。名前はわからないけれど、真っ赤な羽の鳥もいたり、なんだか幸せ気分一杯でした。


マウナケア山頂の
天文台と日没

 さてさて、今日の午後は再びバスツアー。今度は4205メートルあるマウナケア山頂&星空ツアーに参加するため、大急ぎで車を走らせホテルへ戻ります。それでもバス送迎時刻に5分遅刻・・・ 申し訳ない、ガイドさんをお待たせしてしまいました。皆さんはこんなことのないようにしましょうね。マウナケアは富士山よりも高いので、ハワイとは言え、山頂はものすっごく寒いです。でもちゃんと厚手のジャケットと手袋を貸してくれるから安心。それでも長ズボンと靴下、スニーカーは用意しましょう。山頂からは眼下に雲海が広がり、自分の立つマウナケアの影がその雲海にできます。遠くにはマウイ島のハレアカラ山も雲の間から頭を覗かせます。これまた感動もの。ついついシャッターを何度も押しちゃうんですよね、デジカメじゃないのに。

 日が沈んでしまうと、今度はオニズカ・ビジターセンターへ戻り、星空の観測です。この日はかなり月が明るかったので、そのせいか天の川ははっきりは見えませんでした。でも天体望遠鏡で月の表面を見たり、いろいろな星を見せてもらいました。

 3泊では回りきれない大きな島。またすぐ来たくなる、感動をくれる、そんな島、ハワイ島でした。

(掲載日:2002年8月15日)


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