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冬のマウイ島でホエールウォッチング

文と写真:児玉千恵

ラハイナ港とパイオニアイン

 今回2月にハワイへ行くことが決まった時、是非マウイ島へ行きたいと思いました。というのは、12月〜4月頃まではザトウクジラがハワイへ来るからです。そして特に2〜3月のマウイ島ではよく見られるようです。

 私たちはカアナパリ地区に滞在したので、ラハイナ港から出港するホエールウォッチクルーズを選びました。朝10時頃ラハイナ港を出港し、ラナイ島の方へ向かいます。途中、既に遠くに鯨が潮を吹いているのが見られます。その中から一番近くにいる鯨をキャプテンが選んで、その鯨へ向かっていきます。


子供の鯨 お腹を上に向けてるのかな?

 でも100ヤード以内に船は近づくことが禁止されていますので、そのくらいの距離で船は停止して観察します。前方のラナイ島沖にも、左舷にも右舷にも潮を吹いているのが見えます。最初に近くで観察できたのは、どうやら子供のザトウクジラのようです。子供の鯨は好奇心が強く、船の上から手を叩いたりして音を立てると、近づいてくることがあるそうです。私たちも手を叩いて呼びました。子鯨は私たちの船に並んで進んでいるように見えます。おなかを上にして浮いて遊んでるみたい。キャプテンは、他の鯨のブリーチングを私たちに見せるために、子鯨とお別れしました。

 遠くでブリーチングをしたりジャンプしたりしているのは見えるんですが、船が近づくと、船の音を嫌がってか、潜ってしまいます。深く潜るときはしっぽが見えるのでわかります。一旦潜ると20分くらいは海面に上がってこないようです。カップルの鯨が並んで泳いでいるのも見えました。


おっと、ようやくはっきり鯨とわかりました

 冬の時季のハワイにザトウクジラが現れるのは、夏の間アラスカで餌をたくさん食べた鯨が、相手を探し、出産、子育てをするためにハワイへ来ます。そのため、ハワイでは母鯨と子鯨、またはそれにエスコートと呼ばれる若い雄鯨が一緒に泳いでいるところも見られます。マウイ島沖でよく鯨が見られるのは、他の島に比べて海が浅いため、母鯨と子鯨にとっては安全だからだそうです。

 あっという間にクルーズも終わり、ラハイナ港へ戻ってきてしまいました。やはり海上は海からの照り返しもあって、日焼けしやすいですね。日焼け止めや日焼け用オイルを塗っておいた方がいいみたいです。


鯨の群れをみた展望台からワイレア方面を望む(マウイに着いた日に撮影したので、残念ながら鯨の群れは写っていませんが・・・)

 ホエールウォッチクルーズではなかったんですが、私たちはとっても珍しい光景を見ることができました。それはオアフ島へ移動する時にちょっと寄った展望台からです。マアラエアの少しカアナパリ寄りにあります。まだ少し時間的な余裕があったので立ち寄ることにしたんですが、なんだか人だかりが。慌てて海を見に行くと、沖に何頭かの鯨の群れが見えます。ザトウクジラは群れで行動することはないそうなので、不思議に思っていました。6頭ぐらいでしょうか。何頭も潮を吹きながらこちらの方へ向かってきます。途中ホエールウォッチをしているらしいカタマラン船に接近していきましたが、この手前で全頭が潜行し、カタマラン船を過ぎたところでまた浮上してきました。気が付くとこの展望台には人も車も溢れています。(車は三縦列駐車くらいになってました!)鯨にあわせて人も展望台から移動していきます。とっても残念なことに、この時は鯨は遠めにしか見えないだろうと思ったので、カメラは車内に置きっぱなしでした・・・。でもこの感動は忘れられないでしょう。

 ホエールウォッチの時季はまだまだ続きます。マウイ島へ行かれる方は、ホエールウォッチクルーズにも参加されてはいかがでしょうか。

(掲載日:2004年2月19日)

アストン・カアナパリ・ショアーズ
Aston Kaanapali Shores

 今回はマウイ島「アストン・カアナパリ・ショアーズ」にお世話になりました。ロビーが改装され高級感が漂っていました。客室は広々としていて、ラナイからは中庭や海も望めます。(お部屋の場所により景色は異なります)ラナイで夕日が沈むのを眺めながら、友人とおしゃべりもたのしいですね。また毎週水曜日はプールサイドでポリネシアンショーを開催しています。


ポリネシアン・ショー

 ホノアピイラニ・ハイウェイから少し入ったところにあり、通りの向かいにはスーパーや小さいショップ、レストランがあるホノコワイ・マーケットプレイスがあります。ここのスーパーで食材を買って、お部屋でみんなで調理をするのも楽しいですよ。

 また、毎週水曜日の夕方17時よりホテル内の海側プールサイドにてポリネシアン・ショーが実施されており無料でお楽しみいただけます。

■アストン・カアナパリ・ショアーズのご案内:
  http://www.astonhotels.co.jp/maui/kaanapalishores/
■総支配人マーク・デビッド・ムランツのエッセイ(アストン・ストーリー):
  http://www.pacificresorts.com/webkawaraban/astonstory/040115/

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