4回目となった「ハワイのスナック菓子を囲んで」。今回は特別ゲストとして、現在連載「ハワイ島日和」を担当してくださっているNOPUさんにご同席頂きました。先月ハワイ島・カウアイ島・マウイ島をご旅行されていたNOPUさんからのお土産と、スタッフがドール・プランテーションで購入したお土産を囲んで、午後の会議室でスナック・タイム。
1. インスタント・ハウピア
児玉: これは、以前「新定番!ハワイのおみやげ」でご紹介した「POKE MIX」を作っているノ・フーズ・オブ・ハワイの商品で、粉末のハウピアの素を、カップ2杯分のお湯に混ぜて冷やすだけなんですよ。
NOPU&クマ: ハワイで食べるのよりもおいしい! 食感が違う!
さやか: 日本人好みで、さっぱりしてる。
児玉: 作ってる時はフツフツとして、砂糖がたくさん入ってそうだったけど、甘味がちょうどいい感じ。
クマ: 見た目は牛乳寒天みたい。ココナッツの味もする。
児玉: パパイヤ-パイナップル・ジャムを持ってきたので、これをかけてみる?
NOPU&さやか&クマ: 試してみる! (一口食べて) ・・・合わない・・・。
こづか: 柑橘系とかレモンとか、さっぱり酸味のあるジャムなら合いそうだね。
児玉: このパッケージには他のレシピも書いてあって、パイのフィリングにしたり、「ロイヤル・ハワイアン・サンデー」と言ってパウンドケーキ1枚の上にアイスクリーム1スクープをのせて、そこに熱いハウピアをかけて、細かく刻んだマカダミア・ナッツと、削ったココナッツの果肉を上からまぶしてチェリーを飾るんですって。
結局、ハウピアはそのままで食べた方がおいしい、という結論になりました。簡単に作れて、美味しいので、ハワイでも、日本でも作れますよね。
2. シナモン・トースト(ポーチュギース・スイート・ブレッド)
NOPU: カウアイ・クッキー社のシナモン・トーストです。カウアイ島の飛行場で見つけました。他の製品は他島でもみかけますが、シナモン・トーストは、カウアイ島のハナペペにある工場まで行かないと、手に入り難いんですよ。
クマ: カウアイ・クッキーのクッキーは、スーパーなどでも売ってるけど、シナモン・トーストは初めて知りました。
NOPU: この会社は、このシナモン・トーストとクッキーしか売ってないんですよ(*)。どこで買えるのか探している人は結構いて、好きな人の間では「シナトー」と呼ばれてるんですよ。私はこれはあまり・・・。
児玉: 一切れが結構大きい〜。パッケージに”ダブル・ベイクト”って書いてあるけど、ラスクほど堅くない。
NOPU: 一切れが小さくて個別包装されているのも売ってますよ。
クマ: 朝食にもいいですね。シナモンくさくない。
こづか: ヨーロッパの人なら牛乳に浸して食べそう。
さやか: カフェオレに浸してもいいかも。ちょっと甘いかな。
児玉: これは「ポーチュギース・スイート・ブレッド」って書いてありますね。
NOPU: ハナペペに近いカラヘオという町がポルトガル人移民の町だったと、聞いたことがあります。
こづか: ハワイのスナックからも、ハワイの文化が感じられて面白いよね。
* カウアイ・クッキー・カンパニーはお菓子以外では、ハワイアン・フラ・ドレッシング(マウイオニオン・ドレッシング、パパイヤ・シード・ドレッシングなど)も製造販売しています。
3. ワサビ&テリヤキ味マカダミア・ナッツ
児玉: じゃ、次はマウナ・ロア社のワサビ&テリヤキ味のマカダミア・ナッツを試食してみよう。
NOPU: これは、ワサビ味のマカダミア・ナッツとテリヤキ味のが混ざっているのか、それともワサビとテリヤキ味のマカダミア・ナッツなのか・・・。
一同: (食べてから)ワサビとテリヤキだ! ふふふ・・・。
こづか: アメリカの方はテリヤキが好きだからね。ハワイでテリヤキを食べる時は、甘さに注意!
NOPU: ハンバーガーでもテリヤキは甘いのがありますよね。
(一同、次の手が伸びず)
クマ: ワサビはアメリカでまだ流行ってるのかな?
こづか: マウナ・ロアのマカダミア・ナッツは他にマウイ・オニオン&ガーリック味も出してるよ。次はこれを買ってこよう。
さやか: ミルク・チョコレート・トフィー・マカダミアはどうかなぁ。
NOPU: ハワイ島ヒロのマウナ・ロアには、いろんな種類のマカダミア・ナッツ商品が売ってますよ。
児玉: ハワイでは、マカダミナ・ナッツは熟して地面に落ちた後に、手で収穫するんですって。大変な作業ですよね。
ワサビ&テリヤキ味のマカダミア・ナッツはスタッフには受けがいまいちでした。
4. ホワイト・チョコレート・パイナップル・クランチ
児玉: これもドール・プランテーションで買いました。
クマ: 見た目、シュウマイみたい〜!
一同: これ、おいしい。
さやか: パイナップルがそのまま入ってない? 砂糖漬けのドライフルーツみたいな。
クマ: さくさくした食感がいい。
こづか: 女の子が好きな味だよね。
NOPU: コンパクトな包装で、お土産にも良さそう。
児玉: 中にシリアルみたいのが入ってるよ。
こづか: ドールは以前、オアフ島一周観光で必ず寄ったよね。今もツアーバスのほとんどが立ち寄るのかな?
クマ: 今は店舗がかなり広がって、裏にテーブルとイスが置いてあったなぁ、そういえば。
児玉: パイナップルの切り方のデモンストレーションも店内でやってた。見てる人は少なかったけど、味見ができた。そういえば、切ったばかりのパイナップルに噂のリ・ヒン・ムイ・パウダーをかけてた!!!
クマ: いや〜〜〜!
さやか: でた〜〜〜!
5. パイナップル・マカダミア・クッキー
児玉: これも同じくドール・プランテーションで買いました。
NOPU: ハワイのお菓子にしてはそれほど甘くないし、軽い感じ。
クマ: そんなにパイナップル味はしないけど、ついつい食べ続けられちゃう。
こづか: ココナッツ入ってない? そういうサクサク感がする。
さやか: さっきのホワイト・チョコのはお土産用で、こっちは自宅用にいいかも。
小粒でサクサクしたクッキーは、意外と好評でした。
6. グルメ・タロ・チップ
NOPU: ヒロのいつも泊まるところで、オーナーの方が用意しておいてくれるんです。ポテトチップみたいだけど、カロリーが少ないって謳ってます。
こづか: 塩が控えめで、油っぽくなくてメタボ対策にいいね。
さやか: ”KETTLE COOKED”って書いてあるけど、どういうことだろう。
児玉: スライスしたポテトを釜(鍋)で調理する方法らしいよ。だから油っぽくないんだね。
クマ: 最初は味がない、と思ったけど、ついつい手が伸びて食べちゃう!
こづか: こういうタロの食べ方もあるんだね。タロって、数年前は品薄で値上がりしてるって言ってなかった?
NOPU: タロは今、ハワイ島はワイピオ、カウアイ島はハナレイで作ってますよね。ハナレイは、昔はお米を作ってたそうですよ。
児玉: だから、日本の田園風景みたいなのかな?
こづか: このHawai‘i Island Gourmet Productsは元々1936年にアテバラ・ポテト・チップ・カンパニーとして始まったって書いてあるよ。第二次世界大戦の時にじゃがいもが不足した時に、タロ・イモを代用してタロ・チップスを作り始めたんだって。
あっさりしてて、繊維質もありそうなこの"kettle cooked"グルメ・タロ・チップスは、気が付くと食べている、という、意外な人気者でした。
7. マカダミア・ナッツ・ロッキー・ロード
NOPU: ビッグ・アイランド・キャンディーズのチョコレートです。やっぱり王道はロッキー・ロードですよね。
こづか: あっ、これ、僕が一番好きなやつ♪
児玉: 前に、ビッグ・アイランド・キャンディーズの「イカ」を食べたけど、私はあれはちょっとだめだった。
クマ: え〜、私、あれ大丈夫。
NOPU: ビターチョコもいいですね。これ、お店で試食も出してるんですよね。
さやか: このマシュマロの食感もいいかも。
今回はNOPUさんのご協力もあり、7種類のスナックを試食しました。
女性陣のトップ3は:
#1: ハウピア
#2: グルメ・タロ・チップ
#3: ホワイト・チョコレート・パイナップル・クランチ でした。
男性は:
#1: グルメ・タロ・チップ(「おじさんにもやさしい、No Fat、No Salt!」というコメント付き)
#2: シナモン・トースト
#3: ホワイト・チョコレート・パイナップル・クランチ
という結果でした。
スナック菓子は誰にでも喜ばれ、しかもお手ごろなお土産のひとつです。この夏のお土産選びリストにぜひラインナップしてくださいね!
スタッフルームではこれまでも、アロハカワラ版スタッフによる"厳選なる(?)スナック菓子食べ比べ"を実施していますので、こちらもぜひ参考にしてください。
(掲載日:2008年6月16日)
これまでに掲載した「ハワイのスナック菓子を囲んで」
「ハワイのスナック菓子を囲んで」(2005年6月16日掲載) 「ハワイのスナック菓子を囲んで〜第2弾!」(2006年8月17日掲載) 「ハワイのスナック菓子を囲んで〜第3弾!」(2007年5月17日掲載)
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