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ハワイ島日和

ハワイアン・ソングの舞台を訪ねよう!

NOPU
アカカ滝へ向かう、さとうきびの道

 ハワイを旅していると、様々な場所でハワイアン・ソングを耳にします。空港に降りたときにも、お土産を買いに立ち寄った店でも、カーラジオからも、ハワイアン・ソングが聞こえてきます。そして、日本に帰ってからも、ハワイアン・ソングを聞くと、楽しかったハワイを思い出すのです。ハワイアン・ソングは、ハワイの伝説や土地を歌ったものが多く、ハワイ島にも有名な歌の舞台になった場所がたくさんあります。ハワイ島でハワイアン・ソングの舞台になった場所を訪ねてみました。

AKAKA FALLS (作詞 Helen Lindsey Parker)

雄大なアカカ滝

 アカカ滝は、ハワイ島の東側、ヒロから20kmほど北にあります。ヒロから北へ伸びるハマクア・コーストには滝が多く、ハイウェイをドライブしているだけでも、たくさんの滝を見ることができます。アカカ滝は、ハイウェイを反れてホノムという小さな町に入り、更に6kmほど山側へ登ったところにあります。ホノムからアカカ滝までは、見渡す限りのさとうきび畑。緩やかな坂道の途中から、さとうきび畑の向こうの青い海を眺めていると「AKAKA FALLS」のゆったりしたメロディが、聞こえてくるような気がします。坂道の行き止まりにある州立公園の周回路から、渓谷を挟んでアカカ滝を眺めることができます。アカカ滝は、晴れた日は明るく、雨の日は霧の中にぼんやりと輝いています。

 アカカ滝は、大きな落差を持つ滝ですが、その様子は「AKAKA FALLS」に歌われるように、雄大で穏やかな印象を受けます。周回路には、様々な熱帯植物が植えられており、歌詞にもあるように、甘い香りが漂っていました。「AKAKA FALLS」はハワイ島に住む人たちとっても、特別な歌の一つであるようです。ヒロのお祭りでミュージシャンが「AKAKA FALLS」を演奏しだすと、歓声とともに人々がフラを踊り出す光景を見たことがあります。

HIILAWE (作詞 Sam Lia Kalainaina, Sr.)

ワイピオ渓谷

 ハワイ島の北側には深い渓谷があり、ドライブルートが遮られています。道を遮る渓谷の一つがワイピオ。王家の谷と呼ばれたワイピオには、今でも大きな力が宿っていると信じられています。かつてこの地にあったヘイアウでは、たくさんの人が生贄にされたそうです。また、この谷のどこかには、冥府への入口があるという伝説もあります。ワイピオ渓谷では、アフプアア様式を今でも保っており、谷に流れる川の水で、ワイピオに住む人々はタロ畑を作っています。そのワイピオに水を供給する滝の一つがヒイラヴェ滝です。しかし、ワイピオ渓谷を見下ろす展望台からは、このヒイラヴェ滝を見ることができません。ヒイラヴェ滝を見るには、急な坂を下って、ワイピオ渓谷の底に降りなくてはいけないのです。個人でワイピオの谷に降りることは、なかなか大変ですが、ワイピオ渓谷を巡るいくつかのツアーを利用してヒイラヴェ滝を見に行くことができます。

ヒイラヴェ滝

 「HIILAWE」は、恋人たちがワイピオで密会する、という歌ですが、ヒイラヴェ滝には、他にもいくつもの悲恋の伝説があるのです。ヒイラヴェ滝と、その隣りにあるハカラオア滝に変えられた恋人たちが、途中で一本の滝になって流れ落ちている、という伝説もあります。残念なことに、現在ではハカラオア滝はほとんど干上がってしまい、2本の滝をはっきり見ることはできません。「HIILAWE」には、鳥たちが恋人たちを見張っているという歌詞がありますが、ワイピオ渓谷では鳥の囀りがよく聞こえました。
 

ヒロにあるカラカウア王像

MAHALO E HILO KANAKAHI (作詞 John P. Watkins)
KIMO HULA (作詞 Helen D. Beamer)

 ヒロでホームパーティに、招かれた時のことです。ウクレレでヒロ・マーチが奏でられると、人々は立ち上がって敬意を示していました。ヒロに住む人々と、ハワイアン・ソングの繋がりを見た思い出になっています。ヒロはハワイの音楽や文化にとって特別な場所の一つであるような気がします。例えば、ヒロのダウンタウンにあるカラカウア・パークには、メリー・モナーク(陽気な王様)と呼ばれたカラカウア王の銅像があります。カラカウア王像は右手に土地の絆を示すタロを、左手にはハワイの文化を示すイプを持っています。このカラカウア王の名前を冠したフラの大会、メリー・モナーク・フェスティバルが開かれるヒロは、多くのハワイアン・ソングにも歌われています。

緑の濃いヒロのワイルク川沿い

 「MAHALO E HILO KANAKAHI」の歌詞に出てくるパナエヴァ地区は、ヒロの南に広がる森。パナエヴァには、ホワイト・タイガーがいる動物園がありますが、のんびりした雰囲気で、まさにヒロの動物園という感じです。「KIMO HULA」は、ヒロの北、ワイルク川の上流が舞台。「KIMO HULA」に歌われるように、この辺りは緑が濃く、美しい場所です。この2曲の歌詞に共通して歌われるのは、ヒロに滞在して楽しかったことの思い出と、ヒロに住む人たちへのお礼。ヒロを訪れると、この2曲に歌われるような、ハワイに住む人々の、さりげない親切や思いやりを感じることがあります。

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