ハワイの自然、文化、歴史がテーマのアロハWEBカワラ版
目次
【バックナンバー】
特集:知る・歩く・感じる
キルト・パラダイス
ハワイ日和
ミノリのカウアイ日記
アロハ・ブックシェルフ
ハワイ・ネットワーク
新定番!ハワイのおみやげ
スタッフルーム
アロハ・ピープル
フラ・ミュージアム通信
【ホクレア号】
ホクレア号横浜到着
ホクレア号での航海生活
ハワイの食卓
スタッフのいちおしハワイ
ハレピカケ倶楽部
アロハ・コラム
パワー・オブ・ハワイ
私のフラ体験
ハワイ日系移民の歴史
アストン・ストーリー
>アイランド・クローズアップ
ハワイ島編
マウイ島編
ホロホロ.ハワイ
カワラ版 トップページ
バックナンバー
クリック!
 
RSS1.0

「パパイヤ'S」ルーレット

ミノリ・K・エバンズ
ルーレットに奮闘中
オーガニック野菜がズラリとならぶ
生活用品やサプリメントも充実

 カパアの町にある自然食品&生活用品のストア「PAPAYA'S(パパイヤズ)」をご紹介したのは、たしか、この「カウアイ日記」を始めたばかりの頃だったように思う。移住して間もなくの私には、この「PAPAYA'S」というお店...いや、空間はけっこう新鮮なものだった。たとえば、ヒッピー&ニューエイジ達御用達のお店であることとか、何と言うか、外国にいるんだぁってことを感じられる場所であった。今では、生活の一部にこのお店がある。それから、こちらの暮らしに慣れてきて、カウアイという場所がわかってくるほどに、「あ〜、ここはカウアイにポツンとあるメインランドなんだなぁ」とか、そんな風に見方も変わってきて、実際に、いわゆるロコ達(この島で生まれ育ったローカルの人達)をここで見かける機会はかなり低い。それでも、最近では「ガーデンアイランド」と呼ばれるのと同じくらいの頻度で、「ヒーリングアイランド」とも呼ばれるカウアイ島である。ある意味では、こうした自然食品&生活用品や、ヒッピー&ニューエイジ達が集う空間というのは、カウアイらしい場所だとも言えるのかもしれない。

 さて、このお店には「PAPAYA'S ドル」というものが存在する。ここだけで使用できるドルである。買い物をすると10ドルごとに、1ドルのPAPAYA'Sドルがもらえる。それはレシートの下部に書かれていて、それを保存しておけば、15ドル貯まったところで、お店にある大きなルーレットをまわすことができる。15ドルで1回。一度にトライできるのが3回までと決まっているので、私はたいがい、45パパイヤズ・ダラーズが貯まったところでルーレットに挑戦することにしている。写真を見てもらうとわかる通り、ルーレット上にはさまざまなアイテムが書かれてあり、中には「Surprise(サプライズ)!」なんて、いやだぁ、何が当たってしまうのぉ?と心そそられる項目もある。しかも、我がエヴァンス家では、過去に一度「100パパイヤズ・ダラーズ」を当ててしまったことがある。当時は、このお店を利用する頻度もまだまだ低くて、たまたま適当に廻したら「Surprise!」にヒットして、とくに喜びもしていない私たち夫婦の周囲で、お店中が湧いていた...という経験がある。いま思えば、あれは相当にラッキーなことだったのだなぁと思うのだけれど。

ご近所に住む陽気さが売りのローリーは陳列担当
仲良しの友だちリズはフード部門のマネージャー

 先日も、ウォーレンとパパイヤズに行った際に、ひさしぶりのルーレット廻しにトライをしてみた。というのも、その100パパイヤズ・ダラーズを当てたのがウォーレンだったので、そのジンクスをかって、もしかして今回も大当たりしたりしないかと、ルーレット廻しはウォーレンがいる時にするようにしている。ただ、人間というものは(いや、ウォーレンがそうなのか!?)愚かなもので、一度、美味しい蜜を吸ってしまうと、そこに焦点を当て過ぎてしまうらしい。100パパイヤズ・ダラーズを狙うために、彼は速度とかタイミングを計るのに、過分に時間をかけ、「楽しい」お店の演出のルーレットに「もう、やり過ぎだろっ」というくらいに真剣に取り組んでいたのが、我が夫ながら、見ていて、とても痛かった。結果、今回は小物ばかりがいくつか当たった。ルーレットで当たった商品は、それをクレジット(価格相当のキャッシュ)に変えて、値引きしてもらうという方法も選択できる。私はたいがいそうしているので、この日もクレジットで値引きをしてもらった。全額で15ドルほどのお得にはなったと思う。

 さて、このパパイヤズ。「カウアイ日記」が始まった頃にご紹介した当時、店舗面積を2倍以上に増やし・・・と書いているが、今はそれをさらに2倍に増やし、ハナレイにも2号店がオープンするなど、盛況ぶりを呈している。以前のお店だった部分は全面的に食品が並び、新しく増築した部分には、新鮮野菜やフルーツ、それからサプリメント類、シャンプーなどをはじめとする生活用品がズラリと並ぶ。顔見知りのスタッフたちとちょこちょこ話しているうちに、あっと言う間に時間が経ってしまう。常連になったというよりは、友だちでパパイヤズのスタッフとして働いている人が多くなったという感じだけれど、異空間に飛び込むような感覚だった「パパイヤズ」は、いつの間にかすっかり私の日常空間になってしまったわけである。

「オーガニックがいい(2)」で「パパイヤズ」をご紹介しています


アストン・アット・ポイプ・カイ アストン・ホテルズ&リゾート
カウアイ島に3軒のコンドミニアムとホテル
> アストン・アット・ポイプ・カイ
> アストン・アイランダー・オン・ザ・ビーチ
> アストン・アロハ・ビーチ・ホテル

個人情報保護の方針 クッキーの利用について
Copyright (C) 2002-2003 PACIFIC RESORTS.INC., All rights reserved.