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第4回「プロティアとハワイアンキルト」 アン
カワラ版の皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

キング・プロティア
(写真1)
 クリスマスもお正月も終わり、さあまた1年の始まりです。 今年の目標はなんでしょうか?私は毎年言っているのですが、今年こそはやりかけのハワイアンキルトを是非是非仕上げたいものです。 それと。。。できるだけ多くのお花や植物にお目にかかってみたいかなあ。。今日はマウイ島でたくさん栽培されているプロティアについてお話ししましょう。

グリーンアップル・プロティア(写真2)
 日本の皆様にはあまりなじみのないお花かもしれませんが、マウイ島のクラ地方では、その温暖な気候でのプロティア栽培がとても盛んです。 南アフリカ原産の、エキゾティックで変わった形をした花で、生花でもドライフラワーとしてでも使えるという不思議な性格をしています。
 マウイ島クラは、ハレアカラの裾にある標高約1,000メートルの高原。 南アフリカの気候に似て朝夕の温度が低く、日中は日差しが強いことから、約20年前より、ハワイ大学の学者達が栽培を始め、今に至ったそうです。 もともと南アフリカか輸入したものから、新しい品種が開発され、今では約100種類以上のプロティアが咲くようになりました。 香りはほとんどないのですが、色といい、形といい、お花の中では王様の風格を持つような、フラワーアレンジメントではいつも主役のお花ですね。 ハワイのホテルやレストランなら、必ず素敵なフラワーアレンジメントの中心にいつも咲いています。

ピンクッション・プロティア
(写真3)
ピンクッション・プロティア
(写真4)
 ここの写真にもあるように、プロティアにもいろいろな形があります。キング・プロティアはやはり王様の風格です。一番お花が大きくよく目立ちます。 (写真1)。グリーンアップル・プロティアはふさふさした白い羽のような花びらが特徴的です。(写真2)。 右のプロティアはちょっと変わったお花です。その名も「ピン・クッション」。針山のようになっているので、見ての通りの名前ですね。 (写真3)真っ赤な南国風のふわふわのお花はは「ピンク・ミンク・プロティア」と呼ばれています。 (写真4)このようなプロティアは1年中咲いていますが、お花の最盛期は9月〜11月だそうです。

私のデザインのプロティアのクッション(写真5)
 このプロティアの花たちから得たデザインでクッションを作ってみました。 (写真5)私のデザインしたプロティアです。大きなお花なので、作るのは楽かと思いましたが、お花のわきの「がく」が細く、結構難しいパターンになってしまいました。 (と母の弁)マウイ島のおおらかさがプロティアに替えて表現できたらいいなあと思い作ってみました。 たくさんの太陽を浴びた健康的はプロティアはまさにハワイのお花という感じですよね。
 マウイ島はハワイ諸島の中でも2番目に大きな島です。ハレアカラの頂上付近(約3000m)には「シルバースウォード(銀剣草)」というハレアカラ特有の高山植物が見られます。ハワイ名をアヒナヒナというこの植物はとても背が高く、 1.5mほどの高さまで育つのです。 雄大なマウイ島を頭に浮かべながら、キルティングをするのもとても良いものですよ。次に作る大きなベッドカバーは雄大なハレアカラをテーマにデザインしてみるのも楽しいかもしれませんね。

 今まであまり気にしなかったプロティアの花かもしれませんが、次回のマウイ島旅行の際には、 ハレアカラに行く間に、必ずサンライズ・プロティア・ファームなどに立ち寄り、素敵なプロティア達に会ってみて下さいね。 ドライフラワーのフラワーアレンジメントなども手に入ります。素敵なマウイ島のお土産になりますね。

大きなスケールで2004年もハワイアンキルト、楽しみましょうね!
今年もよろしくお願いいたします。


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