カワラ版の読者の皆様、こんにちは！

　今回のキルト・パラダイスは日本からです。１０月２２日の１日ハワイアンキルトの講習に、たくさんの方々からのお申し込みがあったと聞きました。ありがとうございます。楽しく１日でできるフレームを作りたいと思っています。ハワイのお話など、ハワイアンタイムをご一緒しましょう。

すだれに飾ったウルのキルト

　さて、３年目に突入したキルト・パラダイスです。今回はハワイアンキルトをどのように、毎日の暮らしの中に取り入れたら良いか、いろいろアイディアをご紹介しますね。常夏のハワイでも季節はあるのですが、毎回日本に来るたびにカルチャーショックを受けます。日本は衣替えという言葉が存在するように、１０月からは、夏服やサンダルを着用しないようになるので、秋冬はハワイアンキルトはタブー？　という感じがしてしまいますよね。ハイビスカス柄やプルメリア柄の小物も店頭からなくなってしまいますし、少し残念です。私はすだれが好きでインテリアに使ったりしますが、すだれも夏のもので、秋になると売られてないですね。ただ窓にかけるだけではなく、お部屋の壁に掛け、そこにキルトを飾ると和風に飾るハワイアンキルトの出来上がりです！　いかがですか？

すだれに飾ったプルメリアのキルト

　キルトをそのまま飾るのは汚れてしまうし、キッチンやダイニングにちょっと飾るには、やはりフレームに入れるのがいいですね。大きなキルトは作るのも大変。小さな作りやすいキルトから始めましょう。フレームは正方形で少し厚みのあるものを探します。正方形のフレームはなかなか見つけられませんが、気長に探しましょう。カスタムメイドするとかなり値段が高くなってしまいます。またハワイ旅行に来られた時には、フレームショップで手に入れるのもいいでしょう。大きさを変えていろいろチャレンジしてみましょう。

ハイビスカスのフレーム

　記念の一品もハワイアンキルトです。ハワイで挙式を挙げられた私の生徒さんの手作りです。デザインは私ですが、ご本人が完成させたウェディングのウェルカムボードです。式当日、ご来場のみなさまにお披露目したものですが、日本に帰ってからはそのままお部屋のインテリアとして、永遠に飾っていただけます。素敵な思い出をそのまま封印って感じですね！　さらに、５年目や１０年目の節目には、デザインの違うボードを作るというのはいかがでしょう？　お子さんが生まれる時に、記念のボードを作るというのもいいですね。　中学からの同級生が９月に赤ちゃんを出産したので、私はいまボードを製作中です。デザインはプルメリアです、女の子なのでピンク系にしています。その中には名前の嘉穂ちゃん、そして誕生日、生まれた時の身長、体重を刺繍しようと思っています。

ウルのフレーム

　テーブルクロス、テーブルランナーはお部屋が明るくなります。この２つはアップリケだけ、キルティングなしでも実用的に使っていただけます。せっかくのインテリアとしてのハワイアンキルトだったら、小物で小さくまとめるより、ハワイアンキルトを主張することを頭におくといいかと思います。

さやかさんの作ったウエディングボード

　せっかく時間をかけて作ったハワイアンキルトを、もったいないからとしまい込むのは辞めましょう！　作った作品はしまい込むのではなく、暮らしのなかで活かしてみては いかがでしょう。それがハワイアンキルトのためにもなると思います。どんどん生活の中にキルトを活用しましょう！　汚れても洗えばきれいになるし、部屋の中もハワイ風に明るくなります！　皆さんも是非試して下さいね。 それでは２２日、東京で皆さんにお会いできる事、今から楽しみにしています！ その様子もいつか皆様にもお伝えしますね。

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