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皆様アローハ！
今年の夏休みはどうお過ごしですか？
今年のハワイには、親子留学されている日本の方がとても多くいらっしゃると思います。私のキルトスタジオにもお子さんはサマースクール（サマーファン）などに行かれ、お母様はその時間を利用して、キルトをされていらっしゃいます。短い期間のハワイ旅行をされる方より、時間の余裕があり、キルトもゆっくりと、たくさんの作品を増やし楽しまれている様子です。生徒さんが「楽しい！」って言っていただける瞬間が、私がハワイアンキルトをレッスンしている中で一番「良かった」と思う時です。少しづつ、ハワイアンキルトの楽しさを発見していただければと思っています。
先日久しぶりにワイメア・バレー・オーデュボン・センターに行きました。ハワイアンキルトのモチーフである、植物のビデオ撮りと写真撮影が主な目的でしたが、森林浴のできる、数時間のリラックスタイムにもなりました。以前はワイメアの滝で、ダイビングのショーがあったり、フラショーがあったりしたのですが、今は大自然の植物園になっています。昔々、この地は王家の別荘地だったこともあったようです。また１２世紀よりこの地は、ノースショアでのとてもスピリチュアルな場所として信仰されてきたとも言われています。入り口からハイキングをして奥の滝までは、約１キロ（ゆっくりと歩けば１時間弱）の道のりです。夏の滝には水があまりなく、細い滝になっていました。いつもは虫除けスプレーを持参するのですが、忘れてしまい、私とお友達の娘はヤブ蚊の餌食となってしまいました。虫除けスプレーやスニーカーは必需品です。
滝まで行く間、たくさんの植物を見ることができます。私は植物の専門家ではありませんが、ハワイアンキルトのモチーフをデザインするようになり、キルトに使われる植物は、ずいぶん認識できるようになったつもりです。でも本当は近藤さんにお願いをして、ワイメアを一度歩いてみたいと思っているのですが。
さて、入り口を入ってすぐにはすの池、大きなタロの葉やナウパカの花が可憐に咲いていました。ティリーフも緑色と赤みを帯びた葉が見られます。そしてブルージンジャーなども見つけられ、歩き始めただけで、数種類の植物が目に入って来ます。ハワイアンキルトをしている人にとって、このような植物はとても身近に感じるものですが、なかなか日本やワイキキでは見ることのできないものが多いのも事実です。未だに私でも植物に出会うたび、ハッピーな気持ちになるのです。
ノニは、がん予防のサプリメントとして、日本でもとても人気がある植物です。もともとはタヒチからの植物だそうですが、ノニもハワイアンキルトのモチーフに使われることがあります。他には、バード・オブ・パラダイス、ヘリコニア、ハイビスカス（数種類）、レッドジンジャー、シェルジンジャー、トーチジンジャーなどジンジャーの種類も豊富にあります。エンジェルス・トランペット、アンセリウム、モンステラの他、私にはわからない植物も本当にたくさんあり、この植物園には５０００種類以上の植物が生息しているそうです。ワイメアの滝の近くに行くと、ホワイトジンジャーを見ることができます。とにかく甘く、素晴らしい香りが遠くからも香ります。近くを歩いている観光客の人にも思わず「匂い嗅いでみて！」と声をかけてしまっていました。（笑）そのおじさんも「これは天国！」と言っていました。素晴らしい香りにみんなが酔いしれたって感じですね。
園内は、植物だけではなく、ハワイでしか見られない珍しい鳥にも出会えます。私の知識では、シャマのみ認識できました。そして入り口では数羽のクジャクを発見しました。ハワイには野生のクジャクがいるのですね〜。なんかちょっとびっくりでしょう？
また、昔ハワイアンが住んでいた家が再現されていたり、魚釣りの神様として祭られた「Ku’ula Stone」があったり、「Hale
Iwi」というとても神聖な場所が残っていたり、近くにはヘイアウがあったりと、本当に昔のハワイアンにとって、とても大切だった場所が伺えます。
私は霊的な能力が備わっているわけではありませんが、この場所に来ると、何か神聖な気持ちになります。
ここにはザ・バスかレンタカーで訪ねられますので、お時間と興味がある方は是非行かれてみて下さいね！ワイメアにはここの他、すてきなビーチもあります！
Waimea Valley Audubon Center
59-864 Kamehameha Hwy., Haleiwa, HI 96712
Tel: 808-638-9199
入場料：大人＄８、子供（４歳から１２歳まで）＄５
開園時間：午前９時３０分から午後５時
-> 近藤純夫による「ワイメア渓谷オーデュボン・センター」はこちら
By アン
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