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マカプ・ウ岬を登る
近藤純夫
キアヴェと溶岩の露出した間を縫ってアスファルト道路が続く
 ワイキキの東にそびえ立つダイヤモンドヘッドは日本人観光客であればだれでも知っていますが、その先はハナウマ湾を除くと、あまり知られていません。島をほぼ東の端まで行ったところにはマカプ・ウ岬があり、ちょっと汗を流すと、山頂からは心地よい海風と海鳥の舞い、そして360度の景観を楽しむことができます。マカプウとはハワイ語で「出目」の意味ですが、山頂近くの灯台の下に広がるごつごつとした岩はたしかに目のように見えなくもありません。

 マカプ・ウの山頂へつづく道は灯台関係者の業務用道路との兼用で鋪装してあります。そのため、日中はアスファルトの熱の照り返しがすごいので早朝に出かけることをお勧めします。歩きはじめてすぐに車止めのゲートがあり、さらに5分ほど歩いたところに2つめのゲートがあります。道路脇には溶岩の壁がつづき、ここがかつてはダイヤモンドヘッドと同じく、溶岩に覆われていた時代があったことを教えられます。
展望台とクジラウォッチの説明標識


 やがて山頂の南に位置するプウ・オ・キパフルのピーク近くで大きく左に折れ、絶壁が見えはじめると最初の展望台に到着します。ザトウクジラの大きな標識があり、冬季にはとてもよいホエールウォッチングのポイントとなります。運がよければ何種類かの海鳥が風にのって舞うのを見られるかもしれません。

 山頂が見えてくると分岐が現れます。右手は灯台関係者の道なので左手を進みましょう。山頂直下まで来ると東の端に2つの展望台が隣り合って設けてある場所に出ます。ここから崖下30メートルほどのところに設置された赤い屋根のかわいらしい灯台を見ることができます。この灯台は1909年に建造されました。崖から海に張り出すように取りつけられた真っ白なデッキ(木道)が続いていますが、残念ながらここは灯台関係者の専用通路となっています。

崖の上に立つマカプ・ウ灯台
 展望台を右に見ながら数十メートル直進すると舗装が途切れます。ここから細い道が山頂に向かって延びていますが、刺だらけのサボテンの間を縫い、細い岩のわきを登っていかなければならないので、子連れの人や岩山歩きに馴れていない人はやめておいたほうがよいでしょう。

 わずかな踏み跡をたよりにサボテンの間を登っていくと、周辺に、第二次世界大戦中に作られたトーチカがそこかしこに現れます。どれもすっかり風化し、崩れかかったまま放置されています。岩稜地帯を抜けると間近に山頂が現れ、そこにも崩壊しかけたトーチカがありますが、基部はかなり不安定なっていますので乗ってはいけません。
山頂近くに設けられた展望台


 標高は194メートル。通り抜ける風が気持ちよく、南西にココクレーターやココヘッド、それにダイヤモンドヘッドがよく見渡せます。北にはマナナ(ラビット)島と、少し先にカーオヒカイプ(タートル)島が見えます。ふたつの島はネッタイチョウやグンカンドリなど、海鳥のサンクチュアリとなっていますので、残念なが上陸はできません。西には遠くマウイ島のハレアカラが雲海の上に浮かんでいるのを見ることができるでしょう。

【行程】

直下から山頂を望む
 ワイキキから車の場合は、H1に乗って東へ進みます。やがて高速道路が終わり、H1は国道72号線となります。ハナウマ湾を過ぎて火山灰が堆積した独特の縞模様を左右に見ながら6kmほど走ると、右側にトレイルへの短い引き込み道路が現れます。分岐の道は目立たないので、直前の橋を渡ったあとは右手に注意を払ってください。ただし、運転が疎かにならないよう、気をつけてください。車は路肩に駐めましょう。前方に海が見えたら行き過ぎです。山頂へは北側の崖沿いにマカプ・ウ・ビーチ近くから直登するトレイルもありますが、正規のルートではありません。バスで出かける場合は22番(海岸経由)、あるいは57番か58番(ハワイカイ経由)に乗ります。ココクレーターを過ぎたあと、ハワイカイ・ゴルフ場で下車。乗り越したときは終点のシーライフパークから戻っても距離は変わりません。山頂への往復は1時間半ほどみておけばよいでしょう。途中、絶壁がつづきますが、日本と違ってガードレールはありません。不用意に近づいたりしないようにしましょう。マナーを守れないために、レンジャーに警告を受けたり、事故を起こす日本人があとを絶たないのは哀しいことです。

次回はマノア滝トレイルを紹介します。
サンゴ礁のサカナ (1)フムフムヌクヌクアプアア 2004年2月19日
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鳥たちの世界 (1)ハワイミツスイ

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鳥たちの世界 (2)ネネ(ハワイガン) 2003年2月6日
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