ハワイの自然、文化、歴史がテーマのアロハWEBカワラ版
目次
【バックナンバー】
特集:知る・歩く・感じる
キルト・パラダイス
ハワイ日和
ミノリのカウアイ日記
アロハ・ブックシェルフ
ハワイ・ネットワーク
新定番!ハワイのおみやげ
スタッフルーム
アロハ・ピープル
フラ・ミュージアム通信
【ホクレア号】
ホクレア号横浜到着
ホクレア号での航海生活
ハワイの食卓
スタッフのいちおしハワイ
ハレピカケ倶楽部
アロハ・コラム
パワー・オブ・ハワイ
私のフラ体験
ハワイ日系移民の歴史
アストン・ストーリー
>アイランド・クローズアップ
ハワイ島編
マウイ島編
ホロホロ.ハワイ
カワラ版 トップページ
バックナンバー
クリック!
 
RSS1.0

第98回「2012年のキルトパラダイス」

アン
皆様アローハ!

2012年もどうぞよろしくお願いいたします。今年もハワイアンキルトにまつわる、ハワイの植物や自然、歴史などをハワイからお届けしたいと思います。今年初めのキルトパラダイスはマウイ島のご紹介をしましょう。

ホテルに飾ってあったクリーム地にピンクのハワイアンキルト、デザインはクラの百合のようです
ホテルに飾ってあったクリーム地にピンクのハワイアンキルト、デザインはクラの百合のようです
マウイ島は私の住んでいるオアフ島より飛行機で約30分のところにあります。オアフ島より他島に行くのは簡単ですが、なかなか行けないのが現状です。便利そうであった、フェリーボートもなくなってしまったので、レンタカーを借りたり、ホテルを予約したりと、結構お隣の島でも行くとなるとなかなか大変なのです。でも年に数回はどこかの島でゆっくりとしたいというのが、オアフ島住人の希望でしょうか。今回はカアナパリリゾートに行ってみました。昔、捕鯨で栄えたラハイナから車で近いのがカアナパリのリゾートです。カアナパリリゾートにもたくさんホテルがありますが、ハワイアンキルトを飾ってあるホテルも数カ所あります。こちらのクリーム地に薄いピンクのキルト、もとは、きっと白地にピンクだったのでしょうか。キルターやデザイナーの名前はありませんが、とても古いすべて手作りのとても素敵なキルトです。

マウイ島でのショット:向こうに見えるのはモロカイ島
大きなガラス入りのフレームで飾ってあるので、ガラスに光が反射しています
マウイ島でのショット:向こうに見えるのはモロカイ島 大きなガラス入りのフレームで飾ってあるので、ガラスに光が反射しています

入り口にはハワイアンのサンプラーズキルトも飾ってありました
入り口にはハワイアンのサンプラーズキルトも飾ってありました
マウイ島にもいろいろとアトラクションはありますが、久しぶりにマウイオーシャンセンターに行ってみました。この水族館では、ハワイの海に生息する、珍しい生物を数多く見る事ができます。とくに水槽で生育させるのは難しいという、珍しい珊瑚が多く見る事ができます。実は昨年、海シリーズのハワイアンキルトのパターンをたくさん描きましたので、もう一度、本物の海の生物をじっくりと見てみたかったのです。ワイキキにも水族館がありますが、ここまで大きくないので、大きな魚を見るのが楽しみでした。また、マウイ島にはクジラの歴史がありますので、ここでは、クジラの生体などが詳しく展示されています。クジラは、毎年12月から3月に、アラスカから子供を産みに、暖かいハワイの海に旅して来ます。今の時期、ハワイの島々のあちらこちらでクジラを見る事ができますが、マウイ島は特別、たくさんのクジラを見る事ができるようです。

マウイオーシャンセンター
マウイオーシャンセンター
マウイオーシャンセンター  

タツノオトシゴもよく観察できます
タツノオトシゴもよく観察できます
ハワイアンオーシャンで生息している熱帯魚は本当に色が鮮やかで、見ているだけで癒されます。また、この水族館で飼育されている魚の種類は2,000を超えるそうです。私も海の生物のハワイアンキルトのデザインをたくさん描いていますので、本物を見ると、もっともっと制作意欲が湧いてきます。今年は辰年ですが、タツノオトシゴもよく観察できるようになっています。ここまでタツノオトシゴを良く観察できる水族館も珍しいので、しばし立ち止まり、見入ってしまいました。おもしろい生物ですよね。熱帯魚と一口に言いますが、本当に種類が多いのにはびっくりします。

黄色の奇麗な熱帯魚
ちょっとぼけてしまったけど、ハワイで一番長い名前を持つ、フムフムヌクヌクアプアア
黄色の奇麗な熱帯魚 ちょっとぼけてしまったけど、ハワイで一番長い名前を持つ、フムフムヌクヌクアプアア

そしてホヌ。ウミガメはいつ見ても平和ですね。私もホヌが大好きなので、オアフ島のノースショアや、ダイビングなどでもよく見ますが、こうやってもっともっと近くで泳いでいるホヌを見るのも楽しいですね。そして、この水族館の見所、サメが水槽で悠々と泳いでいます。ここでは、特別ライセンスを持っているダイバーが水槽に入り、サメと一緒に泳ぐ様子を見る事ができます。

ホヌが水の中を泳ぐ姿を間近で見る事ができます
ホヌが水の中を泳ぐ姿を間近で見る事ができます
サメが悠々と泳ぐ大きな水槽
ホヌが水の中を泳ぐ姿を間近で見る事ができます サメが悠々と泳ぐ大きな水槽

クラゲの水槽は、暗い中にありますので、とても幻想的です。どんな成分で出来ているのか、知りたくなるくらい透明です。海の中では遭遇したくないですが、こんな風に泳いでいるのですね。中心の部分は私のロゴと同じ、四葉のクローバーのようなハートが4つありました。ちょっと嬉しくなってしまいました。クラゲは英語でジェリーフィッシュ。ゼリーのようだからこのような名前なんでしょうね。

くらげの水槽は幻想的 くらげの水槽は幻想的 くらげの水槽は幻想的
クラゲの水槽は幻想的

ヒトデは触れるようになっています
ヒトデは触れるようになっています
そして外の展示にはヒトデなどの生物が、触れるようにしてあります。(TidePool)私のデザインの中にホヌとヒトデがありますので、本物を見ると、ちょっと嬉しくなりますよねー。ヒトデの横にはウニもいました。子供達が触って観察できるようになっているのも、嬉しいですよね。私もいつも触らせてもらっています。ヒトデは英語でスターフィッシュ。そのままですね。(笑)

マリンスポーツやトレッキングもいいですが、たまには水族館に行って、ゆったりするのも楽しいですよね。大きな水槽には海中トンネルもあり、悠々と泳いでいる魚を真下から見る事もできます。魚や大きなエイのお腹も見えたりします。エイやサメを見るのはダイナミックでいいです。

マウイ島のサンセット
マウイ島のサンセット
どこに行っても、私はハワイアンキルトのデザインを考えてしまいますが、やはり本物を見て、観察しないと、写真だけじゃ素敵なデザインを描けません。やはりハワイに住んでいるということは、本当に素晴らしい事だとつくづく思います。マウイ島に行かれる際には、マウイオーシャンセンターにも是非行ってみて下さいね!

マウイのサンセットも素敵です。
2012年も実り多き、素敵な1年になりますように。。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

アン

Maui Ocean Center
192 Ma'alaea Rd.
Wailuku, HI 96793
Tel: 808-270-7000
Website: http://www.mauioceancenter.com/ (英語のみ)
年中無休、午前9時から午後5時まで開館(7月と8月は午後6時まで)

アンのハワイアンキルト・ネットショップからのお知らせ

東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方へお見舞いの気持ちを込めて、元気が出るハワイのハイビスカスの模様に載せて応援メッセージを送ってみませんか? 1枚につき300円を被災地への義援金として日本赤十字に寄付致します。

> 詳細はこちら



ハワイ、花とキルトの散歩道【アロハWEBカワラ版-アロハ・ブックシェルフ】

アンさんのハワイアンキルトの本をご紹介しています。
-> 「ハワイ、花とキルトの散歩道」2008年9月12日発行
-> 「のんびり、チクチク ハワイアンキルト Anne's Hawaiian Quilt」


個人情報保護の方針 クッキーの利用について
Copyright (C) 2002-2003 PACIFIC RESORTS.INC., All rights reserved.