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ピヘア展望台(カウアイ島)
近藤純夫
プ・ウ・オ・キラ展望台下の坂道
ピヘア展望台に現れたエレパイオ

 カウアイ島を東西に引き裂くように伸びるワイメア渓谷は、かつて作家のマーク・トウェインが「太平洋のグランドキャニオン」と呼んだほど、壮大なスケールで広がっています。この渓谷を上りつめると、コケ・エ州立公園となり、一帯には多くのハイキング・トレイルがあります。カウアイ島だけでしか見ることのできない植物や野鳥なども多く、多くの人たちに愛されている地域です。この州立公園の北の端には、ナ・パリ・コーストを見下ろすことのできるカララウ渓谷があります。ピヘア・トレイルはこの渓谷を眺めながら歩くハワイでも一、二を競う美しいトレイルです。

 だたし、ここはとても雨の多い土地でもあるので、必ずしもその景観を満喫できるとは限りません。ここを訪れたハイカーの多くは霧に覆われた渓谷を見てため息をつき、戻ってしまうことが多いですが、ここの天候は目まぐるしく変わります。簡単に諦めず、1時間か2時間ほどの時間を置けば渓谷を見るチャンスはかなり高くなります。また、美しい虹は雨上がりに架かりますし、雨宿りをする野鳥を見ることができるかもしれません。

赤味を帯びはじめたア・アリ・イ
目の覚めるような赤色のオヒア・レフア
風が吹くと最初に揺れはじめるラパラパの葉

 プ・ウ・オ・キラ展望台の周辺にはときおりネネ(ハワイガン)がつがいか、群れをつくってやって来ることがあります。ここから先にはエレパイオやアマキヒなど、さまざまな野鳥が生息していますが、鳥に遭遇するチャンスを高めたいときはできるだけ早朝に訪れるようにしましょう。大声は禁物。静かに歩くのが鳥を観る確率を高めるコツです。カウアイ・アマキヒやアニアウアウ、アパパネなどのハワイミツスイに遭遇できるかもしれません。なかでも遭遇率の高いのはエレパイオです。この鳥は好奇心が強く、人が近くにいてもあまり逃げません。添付の画像はあまりピントが来ていませんが、林の陰とはいえ、距離にして5メートルほどのところにいました。

 展望台から坂を降りきると、左にカララウ渓谷を見ながら緩やかなアップダウンを繰り返します。周辺にはウルヘと呼ばれるシダの群生がどこまでもつづいています。やがて尾根道を右手(南側)に外れて少し下ると、ほどなくピヘア展望台とアラカイ湿原との分岐点が現れます。ピヘア・トレイルは右手につづきますが、ここでは左の道を入ります。雨が降っているときやその直後はひどくぬかるんでいるので、汚れることは気にせず、しっかり手足をつかって登りましょう。分岐点からピヘア展望台までは5分ほどです。途中、左右に分かれるところがあります。どちらも展望台へ行けますが、左手の方が登りやすいでしょう。ウルヘの群生をかき分けると、小さな広場に出ます。ここがピヘア展望台です。視界が開けていればカララウ渓谷を、プ・ウ・オ・キラ展望台とは反対側から一望できます。帰りは来た道を戻りましょう。

雨滴をつけたウキウキの紫色の実
育ちはじめたウルヘ(シダ)

アプローチ

 リフエからは南の海岸に出て西へ進み、ハナペペを過ぎてワイメアの町に入ったら、550号線(ワイメア・キャニオン・ドライブ)か、その先のケカハの町から552号線(コケエ・ロード)を右折します。552号線の方が運転は楽でしょう(※帰りに550号線を利用する人はブレーキパッドの加熱に気をつけてください)。552線を利用した場合は途中で550号線に合流します。そこからコケ・エ・ロッジを経てプウ・オ・キラ展望台へ行きます(※長く車両通行止めとなっていたカララウ展望台とプウ・オ・キラ展望台の間の道は現在は供用されています)。

注意

 このトレイルは晴れているときは家族連れでも問題なく楽しめますが、雨が降ると足場が滑りやすくなります。とくに、出発点となるプ・ウ・オ・キラ展望台からの下りはまったく草木がなく、赤土の露出がつづくので気をつけましょう。また、ルートの北側は断崖絶壁なので不用意に近づかないようにしましょう。雨に備え、ポンチョではなく、上下に分かれた雨具やハイキングシューズが必要です。それではさっそく歩いてみましょう。天気が良ければ往復2時間ほどの道のりです。

ピヘア・トレイルとピヘア展望台との分岐点
ピヘア展望台から見たカララウ渓谷

トップページはカララウ渓谷にかかった虹です。次回はハワイ島のグリーン・サンド・ビーチをご案内する予定です。

【ハワイの自然〜カウアイ島】
 渓谷の魅力(2) ワイメア渓谷 2003年10月16日
 渓谷の魅力(3) ワイポオ滝トレイル 2005年6月16日
 滝のある風景(2) ワイルア・フォールズ 2005年2月17日
 メネフネ神話発祥の山に登る(ノウノウ山イースト・トレイル) 2006年2月2日
 観光洞窟 2004年10月7日
 > その他の特集は、こちらの「バックナンバー」からご覧いただけます。

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